当院の胃カメラ(経鼻内視鏡)
最新の内視鏡システムを使用
当院ではオリンパス最上位機種である内視鏡システム『EVIS X1(イーヴィス エックスワン)』を導入しました。(2021.3月より)
内視鏡分野で世界をリードするオリンパス社が8年ぶりのフルモデルチェンジを行った最新の内視鏡システムです。
『EVIS X1』には、NBI(Narrow Band Imaging)、TXI(Texture and Color Enhancement Imaging)、RDI(Red Dichromatic Imaging)、EDOF(Extended Depth of Field)など、新時代を切り開く新たなテクノロジーが詰まっています。
検査効率の向上を目指した技術を搭載し、ポリープ・がんなどの消化器疾患の早期発見・早期診断することが可能となりました。
また胃カメラスコープ『GIF-1200N』を導入しました。CMOSイメージセンサーが搭載されているので、従来のものと比べより明るく、また微細な構造を観察しやすくなりました。
次世代内視鏡システム『EVIS X1』と胃カメラスコープ『GIF-1200N』の組み合わせで、高画質で精度の高い胃カメラ検査が可能となりました。
検査の質の向上のための送水ポンプを使用
胃の粘膜に粘液が付着していると、粘膜の詳細な観察が難しくなります。これまでは注射筒に20mlの水を入れて、手で水を注入していました。粘液が多いと何度もこの過程を繰り返さなければいけません。しかし送水ポンプを使用することで、短時間に確実に粘液が除去され、検査の質の向上につながります。検査時間の短縮にもつながり、患者さんの負担軽減にもつながります。
内視鏡システム
送水ポンプ
ピロリ菌の検査が当日結果までわかります(呼気テスト)
平成25年2月より胃カメラを行うことを前提としてピロリ菌の検査が保険適応となりました。そこでピロリ菌の検査(呼気テスト)を院内で測定可能とし、1日で胃カメラ、ピロリ菌検査、陽性の場合は除菌治療の処方まで行えるようになりました。患者さんの通院日数の軽減につながると思います。
ピロリ菌測定器